日本にいながら「中国はじめアジア各国」にデジタル広告が出稿できるのは、世界を相手に戦う企業にとってすごく魅力的。インフォキュービック・ジャパンさんは、弊社の海外マーケティング戦略に欠かせない重要なパートナーです。
株式会社さくらネット 様
事例概要
経緯
「さくら」「大和」の2つのECモールを特に中国向けに周知していくため、中国で圧倒的な影響力を持つ検索エンジン「百度」の“基幹代理店”である弊社に「さくらネット」様からお問い合わせをいただいたのがお付き合いのきっかけに。その後、中国をはじめとした多国籍なネイティブスタッフが在籍し、海外向けに特化したコンテンツ制作が可能なこと、海外現地のビジネストレンドを踏まえたリサーチにも力を入れているなど、弊社の「デジタル広告だけではない幅広い対応力」が決め手となり、エージェンシー・代理店として選んでいただいた。
対策
今回のプロジェクトでは「さくらネット」様の社内で広告を運用されているものの、弊社内に在籍する経験豊富な多言語デジタル広告の運用コンサルタントが後ろに控え、海外現地のビジネストレンドを踏まえた広告キーワードの探し方など、コンバージョンを上げるためのサポートに随時対応させていただいている。
成果
広告ページのPV数が順調に増加しているのにともなって、お問い合わせ数も約2倍にまで増加し、中には商談成立に至った例もあるなど、成果にはご満足いただいている。今後も海外現地のトレンドを踏まえたリサーチを怠ることなく「さくらネット」様の広告運用に際してきめ細かなサポートができるよう心掛けていく。
お客様の声
越境ECモールサイト「さくら」「大和」などを運営
弊社「株式会社さくらネット」は、主にコンタクトプローブやICテストソケットなどの設計、製造管理、販売を行う業界屈指のメーカーである「テスプロ株式会社」(以降「テスプロ」)から、IT事業部を新設するために分社化された会社です。
中心となる事業はECモールおよびオンラインプラットフォームの運営で、ECモールの運営については、世界中で手軽に日本の商品を買うことができるB2Cの越境ECモールサイト「さくら」と、日本企業様の商品(製品)を世界中のバイヤーなどに紹介して販路の拡大をサポートするB2Bのマッチングサイト「大和」があります。
どちらもターゲットは世界中(英語、中国語<簡体字>)で、販売対象商品(製品)はクールジャパンや伝統工芸品・地方の商品なども含む、“海外で喜ばれそうな日本製品”全般(ただし輸出規制にかからない物)です。
またECモールの運営以外にも、「テスプロ」の時代から海外企業様と広くお付き合いしてきたノウハウを生かして、翻訳機やスマートフォン、携帯電話のアクセサリーなどを多数開発し、販売までを手掛けています。
ちなみに私が所属する商品部は、「さくら」「大和」の両ECモールの対外的な広告運用をはじめ、自社製品の販売促進と、親会社である「テスプロ」社の広告運用も担当しております。
決め手は「百度」広告の“基幹代理店”であり、ネイティブスタッフによる海外現地の情報が充実していること
インフォキュービック・ジャパンさんのことは、弊社の最初の担当者が「百度」のサイト内で“基幹代理店”として紹介されているのを見たのがきっかけで知りました。
コーポレートサイトを確認してみると、広告出稿だけでなく、海外向けのコンテンツ制作やSEO対策など幅広いデジタルソリューションが充実していて、実際に問い合わせをしてみたところ、対応もとても良かったと聞いています。
そしてインフォキュービック・ジャパンさんに特に魅力を感じたことの1つが、ネイティブスタッフさんが多く海外の情報が充実しているということです。リアルな海外現地情報がある制作会社って、日本国内ではなかなか見つからないものです。
それが3年前のことで、同年内に最初の中国向け「百度」広告を発注させていただきました。
中国で圧倒的な影響力を持つ検索エンジン「百度」で効果的にデジタルマーケティングを
そもそも今回の「百度」広告のプロジェクトが立ち上がった背景としては、主に弊社の越境ECモールのターゲットは中国大陸と英語圏のお客様が中心なのですが、中国では約90%が「百度」で検索すると言われており、ECモールを運営する上で「百度」は欠かせないという認識がありました。特にキーワード検索では、商品名でダイレクトにプロモーションをかけることができるので「百度」は重要だと考えています。
「百度」広告の基幹代理店はインフォキュービック・ジャパンさん以外にも複数あるわけですが、その中からインフォキュービック・ジャパンさんを選んだ決め手は、デジタル広告だけでなく海外向けコンテンツの制作も手掛けていること、海外現地でのデジタルマーケティングやリサーチなどまで幅広くご対応いただけることなどがあります。そしてその中でも、トレンドを踏まえた海外現地の最新情報をいただけることは、今後の越境ECモールの運用に非常に重要になってくると感じています。
日本にいながら海外現地の最新情報を得ることができ、またアジア各国にデジタル広告が出稿できるということは、世界を相手に戦う企業としてはすごく魅力的ですよね。
今ではインフォキュービック・ジャパンさんは、弊社のマーケティング戦略に欠かせない重要なパートナーです。
「百度」広告を出稿してから、海外からのお問い合わせ数が2倍に
弊社の自社製品は、特に最先端対面式業務用翻訳機「Mayumi Biz」や、高級感溢れるスタイリッシュなスマホアクセサリー「BLIXIA」(ブリシア)シリーズがよく売れており、宣伝活動は1対9の割合で紙媒体よりも「百度」、Yahoo、Googleといったデジタル広告が多くなっています。昔は紙媒体への広告出稿も多かったのですが、次第に明確なフィードバックが得られるデジタル広告へとシフトしてきたわけです。
中でも「百度」は「テスプロ製品」の広告を以前出稿して成果が出たため、対外的な宣伝は「百度」広告をメインで使っています。 インフォキュービック・ジャパンさんと一緒に「百度」広告を運用し始めてから、広告ページのPV数は順調に増えていて、今では海外からのお問い合わせ数も約2倍にまでなりました。始める前はここまでの成果は想定していなかったので、とても嬉しいです。
とは言えまだまだ課題はありますので、これからもう一度、製品の開発やサイトの改修などによるユーザビリティの向上を図り、対応していかなければならないと実感しているところです。
内製でやっていてもなかなか現地の情報を手に入れることは難しいですし、社内のリソースを使い続けるのにも限界がありますから、インフォキュービック・ジャパンさんのような良いパートナーと力を合わせて海外向けマーケティングを効率的にやっていきたいですね。
中国「百度」広告の専門家ならではの知識や情報をいただけて助かっています
外部の業者をパートナーとして選定するに当たっては、プロジェクトが目指す方向性をしっかりと共有し、作業の精度を上げて、期待される成果を上げられるかを重要視しています。費用対効果はもちろんのこと、成果につながるような提案をしていただけるか、サポート体制が充実しているかというところも重要ですよね。
そうした点でインフォキュービック・ジャパンさんからは「百度」広告の専門家にしか得られないような知識や情報をいただけて助かっています。また新型コロナの影響がある中でも、知名度がそれほど高くないECモールの商品が「百度」広告のおかげで需要が高まり、海外からの問い合わせが増えて商談がまとまるなど、良い結果が出つつあります。
海外向けデジタル広告は、越境ECをしている日本企業様にとっても重要度がどんどん高まるばかり。弊社でも、これからはインフルエンサーマーケティングなど新しい施策も実施する予定で、中国版SNS「Weibo」(微博・ウェイボー)や、テンセントが開発したインスタントメッセンジャーアプリ「WeChat」から情報を配信して、中国向けプロモーションをかけていきたいと考えています。
インフォキュービック・ジャパンさんには、その際にどうすればうまく情報を配信できるか、また配信した後のフィードバックをもらうなど、細かなアドバイスをいただけると助かります。
2つのECモールを育てていくため、これからも海外ウェブマーケティングの情報提供と万全なサポート体制を期待しています。
これから中国向けビジネスはより拡大し、時計やデジタルカメラといった“モノ”を買うだけでなく、例えば「中国ではなかなか体験できないサービス」を体験するために来日するといったケースも増えてくるはずです。
今後も弊社では、「さくら」と「大和」の2つのECモールを育てていき、それらをハブにして、海外の方がどこにいても身近に日本を感じながら買い物ができる環境を提供していきたいと考えています。
そのためにもインフォキュービックさんにはこれからも定期的に「百度」ではどんな広告が有効かといった実践的な情報提供と他社にはないサポート体制を整えていっていただきたいですね。これからも末永く宜しくお願いします!