CASE STUDIES

お客様事例
海外向けウェブサイト制作

株式会社八幡屋茶舗 様

事例概要

経緯

2015年6月、株式会社 八幡屋茶舗様が参加された「中小機構」主催、海外web制作に関する説明会で、当社代表・山岸が海外webサイト制作について説明したことが出会いのきっかけに。それから約2カ月後に電話にてお問い合わせをいただき、数社参加のプレゼンを経て、同年10月、英語サイト制作の発注をいただいた。

対策

今後のグローバルな営業展開を見据え、米国とEU(ヨーロッパ)をメインターゲットに既存クライアントのある東南アジアも視野に入れた英語サイトを制作。今回は、サイトに掲載する写真および元になる日本語文章は八幡屋茶舗様にご用意いただき、インフォキュービックはデザインやネイティブスタッフによる英語への翻訳などを担当した。

成果

製品のクオリティの高さを想像させ、またお茶についての知識が伝わりやすいようスッキリとしたデザインに仕上げることで、サイト閲覧者からの信頼度アップを目指した。英語への翻訳は、元となる日本語のニュアンスを壊さず、ネイティブに伝わりやすい内容とした。

お客様の声

御社の事業内容を教えてください。

明治の創業以来、静岡県北西部の自然に囲まれたのどかな周智郡森町で、お茶に携わって百余年の歴史を持つ弊社は、B to Bをメインに日本茶の製造卸をしている会社です。

商品は、本社と茨城県筑西市にある北関東営業所の店頭で販売しているほか、インターネット経由での通信販売もしています。また2015年からは、お茶の美味しさと素晴らしさを世界に広めていくためにグローバル展開をスタートしました。

弊社のお茶はオーガニックの認証を取得済で、契約農家と提携していますので、オーガニックしか輸出できない世界市場へも安定的に日本の有機茶を提供できるのが強みです。

何よりも目指しているのは、「お客様に美味しいお茶をお届けすること」。

扱う商品はどれも選りすぐりの良質な茶葉のみを使用し、職人達のこだわりを貫きつつ、常に時代に即した本格派の味わいをお届けすることで評価を得ています。

今回の提供ソリューション(英語サイト制作)が必要だった理由は?

弊社は創業以来100年以上、ずっと国内市場でやって来ましたが、近年の経済不況の影響もあり「今のうちに海外に参入してみよう」ということになり、2015から海外進出を始めました。

そこで「まずは英語サイトがなければ始まらない」・「それなら海外進出を支援している『中小機構』の話も聞いてみよう」ということになり、「中小機構」主催でサイト制作会社が海外サイトの作り方を説明するセミナーに参加することにしました。そのセミナーで山岸社長の話を聞き、インフォキュービックは海外のwebサイト制作や海外SEOに強い会社だということを知ったのです。

後日、他の2社と共にページ数やコンテンツ内容などは同条件でプレゼンをお願いしたところ、インフォキュービックさんの他社を圧倒するプレゼン内容に驚きました。SEO施策をどうするかなど具体的に説明してくださり、感心しましたね。その後はかなり短期間で発注が決まったと記憶しています。

インフォキュービックをパートナーに選んだ 「決め手」 は?

一番の決め手は、海外サイトについて、制作だけでなくSEOなどの専門知識も豊富なことですね。

弊社は東南アジアに既存顧客がいるのですが、これからはアメリカとEUをメインターゲットに、全世界にも弊社のブランドとお茶の素晴らしさを広めていきたいと考えています。そうした時、私たちはweb制作については素人ですから、信頼してお任せできるというのはとても重要だと思うのです。

今回行った施策にあたり、制作の時点で苦労した点はありますか?

とにかく、まずコンテンツの元になる日本語の文章を考えるのが大変でしたね。何しろ通常業務をしながら合間に書くしかないので、集中できなくて時間がかかってしまって。専門のライターさんにお任せした方が楽だったとは思いますが、費用もかかるでしょうし今回は自分で書こうと思ったのですが……。

その後、英語に翻訳してもらったものについては、日付を切ってもらってポンポンと出てきたのでスムーズに進んだと思います。

英語サイトを公開してから、どのような効果がありましたか?

公開直後は、田舎のお茶屋なので、「私たちの会社もこんなに立派なwebサイトを持つようになったのだな」という満足感がありました。私たちでは思いつかないようなデザインにしていただいて、とても見やすいですし、もともとホームページはB to B向けの営業ツールとして作ったので、今後の海外展開の受け皿的なものにしていければと思っています。

インフォキュービックのサポート体制はいかがでしたか?

webサイト制作は、通常業務に追加で行う仕事なので、どうしても遅れがちでしたが、インフォキュービックさんにしっかりと進行管理していただけたので助かりました。もちろん、こちらが出したものについての返信などはとてもスピーディーでしたよ。

写真撮影は、インフォキュービックさんでも手配できるようですが、今回は弊社のパッケージや広告などで取引のあるカメラマンに撮ってもらったり、レンポジを利用しました。

また、英語の翻訳文については、私自身が英語が苦手なので確認するすべがないのですが、そこはインフォキュービックさんを信頼してお任せしました。きっと良い内容になっていると思います(笑)

デザインも基本的にはお任せでした。工期は3~4カ月で、当初、東京と静岡で遠隔地のために打ち合わせに支障がないか心配だったのですが、デザインをインターネット上のシステムでリアルタイムにやりとりできたのでまったく問題ありませんでした。弊社の要望を取り入れつつ、良いデザインを提案していただけて満足しています。

同じ境遇にいる中小企業の皆さんに、アドバイスをお願いします。

弊社の今後の海外ビジネス展開としては、今のサイトを生かしつつコンテンツを増やすなど、受け皿的なところを充実させていきたいと考えています。

中小企業は大企業と違って、マーケティング費用が少なく人的リソースが割けないため苦戦を強いられるところもありますが、越境ECにチャレンジする中小企業を包括的に支援する「中小機構」や、中小企業等の日本からの輸出や海外進出を支援してくれる「ジェトロ」(日本貿易振興機構)なども活用できますから、小回りの良さを生かして勝負していきましょう。

今後、インフォキュービックに期待することは?

現状、英語サイトの公開を終えて一段落しているところですが、せっかく海外サイトに強いインフォキュービックさんで英語サイトを作らせてもらったので、今後は御社の強みのひとつである海外SEOのノウハウを生かした提案をぜひ積極的にお願いします。これからが本当のお付き合いの始まりだと思っています!