GLOBAL MARKETING BLOG

理論的に学ぶ
2020年02月26日

【セミナーQ&A】
テンセント社 登壇!中国インバウンド対策「WeChat」セミナー

2020年2月17日(月)に開催しました『テンセント社 登壇!中国インバウンド対策WeChatセミナー ~ 中国SNS「WeChat」のリアルHow Toが一日で丸わかり ~』で参加者の皆様から頂いたご質問に回答いたします。

 

【ご質問と回答】

 

Q.1 WeChatミニプログラム開発サポートの費用を教えて頂けませんでしょうか

A.

ご要件に応じて開発コストをご案内させて頂いておりますので、ご要望の具体的なミニプラグラム要件をご教示頂けますと幸いです

 

Q.2 BtoBの企業で上手くWeChatを活用している事例や内容を教えてください。

A.

BtoBの企業が公式アカウントを作成し、クライアント様にフォローしていただき、定期的にサービスの最新動向を配信したり、公式アカウント上でフォロアーとコミュニケーションしたりすることが可能です。また、ミミニプログラムを用いることで、B2Bターゲットユーザーさらに複雑なサービスを提供することが可能です。

 

Q.3 中国国内のどの地域・街の消費者が日本製品をオンラインで購入する傾向が強いですか?

A.

開示不可能なデータ内容を含むため正確な回答はできかねますが、基本的に経済の発達しているところは購買意向が強いです。

 

Q.4 中国人が日本へ訪日した際に、WeChatのどのような機能を使って日本企業のコンテンツにアクセスできるのか具体的に知りたいです。

A.

基本的には広告で訪日中国人をリーチしていただく形になります。また、WeChat広告のターゲティング項目として「訪日中(旅ナカ)」と「日本ローカル(日本在住)」の2つのオーディエンスグループがあります。

特に「日本ローカル(日本在住)」のオーディエンスグループはれまでのインバウンド施策(旅マエ・旅ナカ・旅アト)では軽視されることが多いですが、実は日本在住の中国人は中国旅行者(購買者)のアドバイザーにもなり、また中には越境ビジネスを行うユーザーもいるため、有効性の高いオーディエンスグループと言えます。WeChatを用いたインバウンドプロモーションをご検討の際には強く推奨いたします

 

Q.5 例えばWeChatの公式アカウントでWeChat 広告を用いて広告を行なった場合、そのほかテンセント社がお持ちのプラットフォームに置ける派生効果を教えてください。

A.

WeChatのプラットフォームは広告・公式アカウント・ミニプログラ・ペイメントなど、複数存在しております。各プラットフォームごとに蓄積されたオーディエンスをWeChat広告のプラットフォーム上で活用(リターゲティング・拡張など)することが可能です。

 

Q.6 WeChat「openID」のお話がよく分かりませんでした。どの様な企業がどういう風に活用するのでしょうか。

A.

Open IDは「ユーザーID」とご理解いただいて問題ございません。ただしプライバシー上の観点から個別ユーザーを特定できないように暗号化しているIDになります。
公式アカウント・ミニプログラム・ペイメントなど、それぞれのプラットフォーム上で蓄積されたOpen IDはWeChat広告のプラットフォーム上で活用(リターゲティング・拡張など)することが可能です。

 

Q.7 WeChat公式アカウント作成の費用(開設費、維持費 等)を教えてください。なお、弊社では中国語対応は出来ません。

A.

公式アカウントに関して、弊社は無償サービスとして提供しております。運用費について、インフォキュービック・ジャパンにご相談ください。

 

Q.8 日本国内の企業でもWehatの公式アカウントを取得することは可能ですか?また企業が公式アカウントを取得して運営を行っていく場合の制約事項はありますか?

A.

はい、可能です。掲載コンテンツが一般的な内容であれば(違法・宗教・政治的な内容でなければ)、特に制約事項はございません。

 

Q.9 プレミアム感のあるWeChatモーメンツ広告への広告出稿時の条件はありますか?

A.

クリエイティブの形式により、最低申込金額を設ける場合がございますので、ご相談下さい。

 

Q.10 公式アカウントを作ってもフォロワーが増えないと効果が低いのでは? WeChatモーメンツ広告以外でフォロワーを増やす施策はあるのですか?

A.

モーメンツ広告・公式アカウント広告は最も効率的なフォロワーを増やす施策ですが、「オフラインQRコード」や「Wechat Pay」の導入もフォロワー増加に効果的です。

 

Q.11 フォロワーがフォローするのがWeChat公式アカウントと理解しましたが、その記事の中の広告を使ってフォローを増やす、という部分がわかりませんでした。
A.

例えば化粧品メーカーがブランド認知を上げたい場合、「化粧品に興味関心を持っているユーザー」に対して広告配信し、そのユーザーが「化粧品関連の記事」を読む際に広告が配信されるイメージです。掲載面は自社公式アカウント内の記事ではなく、他の公式アカウント記事内に配信されます。

 

Q.12 WeChat公式アカウントを保有した場合、KPIの設定は何になるのでしょうか

A.

プロモーションの時期・目的などにより設定すべきKPIは異なりますが、ユーザーの「リーチ数・エンゲージメント率・フォロアー数」等が一般的といえます。

 

Q.13 WeChat企業アカウントとオンライン販売に直結する方法は具体的に何がありますか?

A.

ミニプログラム上ではオンライン販売が可能ですが、海外法人の場合は審査が少し複雑です。詳細な審査基準は以下のURLに記載しておりますのでご確認ください。

https://developers.weixin.qq.com/miniprogram/en/product/material/

 

吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。