【セミナーQ&A】
バイドゥ(Baidu)登壇!「中国デジタルマーケティング」セミナー
2019年7月18日(木)に開催いたしました「中国『インバウンド』 ×『 デジタル』マーケティングセミナー」で参加者の皆様から頂いたご質問に回答いたします。
【ご質問と回答】
Q.1 日本サーバーにあるチャイナフレンドリーなサイト例を教えてほしい。
A.
サイト内に中国で利用できないサービス(GoogleMap、GoogleAPI、Youtube、Instaタグなど)が入っておらず、中国でストレスなく開けるサイトがチャイナフレンドリーなサイトとなります。
例:
https://www.go-riben.com/index
https://www.tobujapantrip.com/cn/
http://kix-cpbboutique.com/
Q.2 今後、「中国でバズりそうな日本にまつわる検索キーワード」があれば教えてほしい。
A.
百度ではKW検索ランキング(百度风云榜)を発表しており、ヒントになります。また百度トレンド(百度指数)でKW検索トレンドを見てみるのも良いでしょう。
百度风云榜:http://top.baidu.com/
百度指数:http://index.baidu.com/v2/index.html#/
Q.3 「OTT広告のターゲティング手法(Wi-Fi / ジオ)」と「グルーピングの粒度」について教えてください。
A.
百度OTTは家庭内ネットワーク設備に対して広告を配信することができます。
それ以外OHH(Out of home)デジタルサイネージ広告もあります。
いずれもジオターゲティング、ID、インタレスト、KW検索傾向、WEBページ閲覧傾向からターゲティング可能です。
Q.4 バイドゥ(百度)に出稿するには一定のボリュームから始めなくてはなりませんか? Googleのように少額で始めることもできますか?
A.
リスティング広告はCPC(Cost Per Click)課金となりますので、少額から広告配信が可能となります。
Q.5 百度DMP活用事例を教えてほしい。
A.
予め収集したID(携帯番号MD5やMAC)ユーザーにたいしてインフィード広告を配信できます。
また、IDがない場合百度が把握するビックデータからKW検索動向、ページ閲覧動向、興味動向、LBS情報に基づきユーザーを選定し、広告を配信可能です。
リスティングアカウントを開設すると、百度DMPを無料でご利用頂けます。
百度DMP; http://dmp.baidu.com/static/index.html
Q.6 バイドゥさんのSEOの難易度ってどんなもんなんでしょうか?
A.
SEO対策は効果と時間が不確定のため、バイドゥジャパンといたしましては即効性が高いSEMをおすすめしております。
リスティング広告出稿すれば、百度にインデックス登録されSEO対策につながります。
Q.7「チャイナフレンドリーのサイト」を制作するために、Google・SNS系のタグを入れないこと以外に実施した方が良いことはありますか?
A.
中国は日本と比較するとネットワーク環境(ネット速度)が悪いため、容量が大きい画像や動画をファーストビューに置かないことをおすすめします。また、リスティング広告出稿の際、ページアクセス速度につき、百度で確認します。
Q.8 バイドゥ(百度)を使って、中国の富裕層をピンポイントでターゲティングすることは可能ですか?
A.
百度DMPで富裕者タグ(LBS×興味関心×検索動向×ページ閲覧動向)があるユーザーに広告配信が可能です。
Q.9 バイドゥ(百度・Baidu)統計とGoogle Analyticsの機能は、ほぼ同じという認識でよろしかったでしょうか?
A.
機能的には両者同じですが、計測のルールが違うため(1PVをカウントする基準)統計数値でずれが発生する点にご留意ください。
Q.10 バイドゥ(百度・Baidu)マップで、東京都に所在する自社位置をマッピングした地図を、自分で生成することは可能ですか?
A.
現在百度日本ではこちらのサポートをしておりませんが、在中国の窓口は下記となりますのでご確認頂けますと幸いです。
百度地图标注中心;https://biaozhu.baidu.com/access#/access-index
Q.11 中国で1to1マーケティングをする際、効果的なBaiduツールはございますか?
A.
「百度商桥」というツールがあり、1to1マーケティング可能です。
https://qiao.baidu.com/#/?source=yizhanshi&userid=8105024
吉田 真帆 マーケティング部 プランナー
コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。