「Instagramマーケティング入門」【基礎編】
~ビジネスアカウント効率運用を徹底解説!~
「Instagramマーケ入門」【基礎編】
~ビジネスアカウント運用を徹底解説!~
皆さんはInstagramをビジネスに活用していますか?
『インスタ映え』『インスタグラマー』など世の中で起きているブームや流行のトレンドの多くは、Instagramから来ているといっても過言ではありません。『インフルエンサー』として、Instagramでコンテンツ制作・投稿、イラスト・詩などをInstagramで発信したことで一気に知名度が上がった方たちのサクセスストーリーをよく見聞きする機会があるかもしれません。
Instagramのユーザーは「個人」の場合が多いと感じることがありますが、実際のところ多くの企業や団体が自社のマーケティング活動のツールとしてInstagramを利用しています。
今回はそんな悩めるマーケティング担当者様に向けて効果的なInstagramアカウントの運用方法を解説していきたいと思います。
利用者の統計データが伝えるユーザーの傾向
・アクティブユーザー数は全世界で約10億人
・毎日Instagramを確認している人が5億人以上
・約3億人以上が画像や動画などのコンテンツを投稿
・ユーザーとのエンゲージメント率が0.1%以下のFacebookとInstagramでのエンゲージメント率が約4%。
他のプラットフォームと比較しても、エンゲージメント率が圧倒的に多いInstagram。この影響力を大いに生かし、マーケティングやPR活動をより効果的に実施できるために、新しく導入されたのがInstagramビジネスアカウントです。
Instagramビジネスアカウントとは?
Instagramのビジネスプロフィールと個人用アカウントとの大きな違いは、企業へ直接連絡できるボタン(メール、電話、店舗への道案内)の設置や、ショップの位置情報の掲載も可能です。また、Facebookページがない場合でもビジネスプロフィールの設定が可能になりました。
<参照先:https://www.facebook.com/help>
個人用プロフィール切り替えたい場合でも、いつでも簡単に個人用アカウントに戻すことが可能です。
ただ、インサイト情報は個人用アカウントに切り替えた時点でリセットされてしまうのでご注意ください。その他の注意事項としては、非公開アカウントのままでの利用はできないことと、関連付けたFacebookのアカウントでしかInstagramの投稿がシェア出来ません。
<参照先:https://www.facebook.com/help>
もし別のFacebookアカウントでInstagramの投稿をシェアしたい場合は、一旦個人用アカウントに切り替えてシェアし、その後またビジネスプロフィールを設定し、希望のFacebookページと関連付けしてください。
Instagramビジネスアカウントの3つのツール
Instagramをビジネスでの活用を促すべく、①ビジネスプロフィール②Instagramインサイト③投稿の宣伝のツールをリリースしました。それぞれの機能を簡単にご紹介します。
ビジネスプロフィール
企業へ直接連絡できるボタン(メール、電話、店舗への道案内)の設置や、ショップの位置情報の掲載も可能です。「電話する」「メールアドレス」をクリックすると、電話発信やメールの送信画面が立ち上がります。また、「道路を表示」をクリックすると、Googleマップが立ち上がり、GPSがオンになっていれば、道案内をしてくれます。
また、オンラインユーザーたちに第一印象を与えられるのはたったの0.2秒!
その0.2秒のうちに会社のブランドのイメージ付け、会社紹介がちゃんと伝わるような形でプロフィールを作成しなければなりません。
印象に残るビジネスプロフィールを立ちあげる際に、下記の3点は必ず抑えておきましょう。
- 自己紹介文(ターゲットオーディエンスに向けた会社紹介)
- URLリンク先(会社のウェブサイトや新商品やサービス紹介用のLP)
- プロフィール画像(ロゴ、ロゴマーク、マスコットなどわかりやすいものを起用)
Instagramインサイト
<参照先:https://www.facebook.com/help>
Instagramインサイトでは下記の項目や情報も閲覧可能です。
- 自社のフォロワーの性別
- 年齢
- 位置情報
- アクセスの時間帯
- ユーザーの投稿に対するアクション数
- いいね!数・コメント数
- ユーザーが自分のアカウントの投稿を保存した数
- Webサイトクリック数
- メール送信クリック数
- 道順クリック数
- ストーリーのインサイト
インサイトに表示されるデータは「アクティビティ」「コンテンツ」「オーディエンス」の3つに分けられます。
「アクティビティ」では、アカウントのパフォーマンスの概要やプロフィールへのアクセスなどの数値が把握可能です。「コンテンツ」は、個々の投稿やストーリー、広告にまつわる数値を確認できます。「オーディエンス」はフォロワーの属性(性別、年齢層、地域、アクティブな時間帯など)に関する情報を閲覧することができます。フォロワー数が100集まってからでないとこの機能は使えません。
しかし、ここでも注意していただきたい事項としては、インサイト情報はスマートフォンアプリでしか確認できないため、データをCSVフォーマットや、その他方法で抽出することもできません。
投稿の宣伝
Instagramインサイトでエンゲージメントの高い投稿を、そのまま広告として出稿することが出来ます。
ユーザーに行ってほしいアクション(または、Call to Actionボタン)を「プロフィールへのアクセスを増やす」「ウェブサイトトラフィックを増やす」「広告によるビューを増やす」などから選べます。
<参照先:https://www.facebook.com/help>
また、「自動」「地域」「マニュアル」からターゲットオーディエンスを選択することができます。
最後に、広告にかける予算と掲載期間を設定してから、広告出稿の準備が完了となります。
なぜ企業がInstagramを活用すべきか
また、70%ものInstagramユーザーが企業アカウントをフォローしているにも関わらず、マーケティング活動にInstagramを活用した企業の割合が全体のたった36%。SNSを活用した企業のブランディングを通してファンを増やしたい、新しく紹介する商品・サービスを多くのユーザーに宣伝したいのであれば、エンゲージメント率が高いInstagramを活用すべきなのではないでしょうか。
まとめ
現在におけるInstagramのユーザーの実態や傾向、Instagramビジネスプロフィールの概要、なぜ企業がInstagramを活用すべきかを簡単に説明させていただきました。Instagramの企業アカウントの運用の基礎知識として、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
世界中で多くのユーザーが存在するFacebookやInstagramは、海外デジタルマーケティングにおいては必要不可欠な媒体です。SNSを活用したグローバルマーケティングでお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
吉田 真帆 マーケティング部 プランナー
コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。