海外リード獲得、7つのテクニック
SNSで海外顧客を攻略しよう!
SNSマーケティングは、海外リードつまり「海外における見込み顧客」を生み出すための非常に優れたツールの1つです。
世界中で活躍するグローバルマーケターに対して行った調査によると、59%が新規顧客の獲得において「SNSマーケティングが重要である」と回答しています。さらにSNSマーケティングは、海外リードを生み出すだけでなく、双方向のコミュニケーションにも優れたツールのため、興味を持った顧客とメッセージのやりとりによって、グッと引き寄せることも可能な施策の1つです。
本記事では「SNSを活用して、多くのリード獲得を実現するための重要な7つのヒント」について紹介します。
SNSを活用して、より多くのリードを獲得する7つの方法
1.プロフィールを最適化
SNSを活用したキャンペーンを開始する前に、プロフィールが整っているかどうかを確認しましょう。せっかく新規顧客があなたの企業に興味を持ってくれたとしても、プロフィールが未整備のために離れてしまっては元も子もありません。
特に大切にしてほしいのは下記の2点です。
・企業への連絡方法が分かりやすく記載されているか
興味を持った人がどのように企業に連絡をとればいいのかを、シンプルに、わかりやすく記載しましょう。これがないと、せっかく興味を持った顧客が離れてしまいます。シンプルに、わかりやすく記載することを心掛けてください。
・次の行動を促すCTA(call-to-action)ボタンを設置する
SNSはリードを獲得する優れたツールですが、その一方で情報量が乏しかったり、画面がオーガナイズ、パーソナライズされていないという弱さも持ちます。独自性を持つためにも、あなたの目的に合わせ、訪問してほしいと考えるページ情報を掲載するしましょう。
2.一瞬で顧客の目を引くプロフィールやページ設定
顧客はあなたの企業のSNSページをじっくりと確認しません。パッとみて、そこで気に入ればもう少し読みますが、いまいちであればすぐに別のページに移動します。そのため、ページ構成を、シンプルながらも「インパクトの強い」ものにする必要があります。写真やロゴはシャープで魅力的なものを用い、説明文も簡潔かつ事実をベースに書くのが良いでしょう。
3.ユーザーフレンドリーなランディングページを準備する
サイトをクリックするように促したにも関わらず、たどり着いたランディングページ使いづらかったり、情報が整理されていなかった場合は、顧客はすぐに離れます。ランディングページは露出度が多くなるページになりますので、丹念に作りこむことが重要です。
また顧客が何かを購入したいと考えているのに、たどり着いたページが会社概要であれば、顧客はがっかりします。また、登録フォームが複雑である場合も同様です。登録フォームはシンプルであればあるほど、ユーザーの登録を推進することが分かっています。サイト上の導線をしっかりと加味した上で、適切なランディングページを作成することが重要です。
4.各種リード広告を利用する
上記を適切に準備したにも関わらず、思うようにリードを獲得できない場合は、各種SNSに搭載されている「リード広告」を利用するのがよいでしょう。各種SNSには、リード獲得に特化した広告が用意されていますので、これらを活用することで顧客へのリーチを増幅させることができます。
<Facebook : リード広告>
最近はSNSの広告性能が大いに改善されており、企業がターゲットにしたい顧客に対してのみ適切にリーチできるようになってきました。これにより、無駄な支出が減り、成果の伴った広告活用ができるようになりつつありますので、一気にブーストを図りたい企業にはおすすめの方法です。
※ただし、広告を利用する前に、上記の1.2.3を正しく設定しておくことを忘れないでくださいね。
5.適切なインセンティブを利用する
B2BでもB2Cでも、適切にインセンティブを利用している企業は人気があります。特にリード獲得に当たっては、インセンティブの内容によってあなたの企業に興味を持つかどうかが決まってきますので、積極的に利用していきたいところです。具体的には、以下のようなインセンティブ策を講じるとよいでしょう。
- コンテストや懸賞
- ディスカウントコードの設置
- 無料のホワイトペーパー提供
- お得な情報や特典
- 製品サンプルを提供
SNSを通して拡散されやすいものや、今後に繋がる効果的な方法を選択しましょう。
6.SNSの利点をさらに引き出す「パーソナライズ」
SNSの魅力の1つは、顧客と双方向のやり取りを容易に行うことができることです。顧客とのやりとり、特に大きな金額を扱うことになるB2Bの分野においては、ターゲットに合わせたコンテンツを発信するなど、ペルソナに合わせたコンテンツの「パーソナライズ」が非常に重要であると考えられています。
多くの顧客とやりとりをする場合、どうしても一般的な形式フォームで対応してしまいがちですが、顧客を得るためには、相手の心に寄り添ったパーソナライズが非常に重要になります。忙しい中で、個々に合わせた対応が図れる企業が勝ち残っていくでしょう。
7.分析と改善
SNSマーケティングを軌道に乗せるためには、分析と改善が非常に重要です。どのプラットフォームが上手くいっているのか、どのキャンペーンの費用対効果がよかったのかなど、行ったことに対する分析をしっかりと行い、常に改善を図ることが成功への近道です。
さいごに
SNSはリード獲得において非常に優れたツールですが、多くの競合がすでにSNSを活用し成功を収めている現在、SNSをただ利用するだけでは効果は薄いといえるでしょう。数あるSNSの特性をしっかりと理解し、最新の理論に裏付けされた適切な戦略を講じてこそ上手くいくのがソーシャルメディアマーケティングです。
海外のSNSマーケティングの動向は、日本のSNSマーケティングの現状とは大きく異なっています。同じように実施したとしても上手くいかない場合が多いのではないでしょうか?世界の最新SNS運用に興味がありましたら、ぜひ私達にお申し付けください!
吉田 真帆 マーケティング部 プランナー
コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。